転職経験ありです

就職先に困らない

看護師として働いている方の中で、転職したことがあるという方は多いと思います。
実際に、私もその経験者の一人です。

そもそも看護師不足が何年も続いていますから、転職といっても就職先には困らないんです。
看護師不足の状態では、どんな条件を提示しても看護師にきてほしいのが病院ですからね。

とはいえ、看護師の離職率は高すぎますよね。
日本看護協会のデータでは、年々低下しているようですが、実際はどうなのでしょう。

2008年は常勤看護師の離職率12パーセントでした。
新卒看護師の離職率は9パーセント。
約1割の看護師が新卒からやめてしまうのです。

転職する先は多いですし、都心部では看護師として選ぶ求人が腐るほどあります。
やはり転職する理由の中でも一番多いのは、「給料」に不満があるということです。

転職に踏み切る理由

どんな年齢でも性別問わず高い給料がほしいと考えるものです。
そう思っても誰からも悪く言われないほどハードな仕事ですし、良い条件を提示されたら、転職したいと思ってしまうものです。

離職率が高いエリアでの転職は、ほぼ年収アップを期待した転職です。
初めての転職でも、3年以内であれば既卒として扱われたり、まだ新卒と同等に認められて就職に有利なところもあります。

平均年収より低いという場合は、転職経験者の身から言えば転職をおすすめします。
看護師は年々給与が上がっていく仕事ですから、給与に不満がある職場では長続きしません。

2つ目の理由としては、人間関係に不満があるという理由があります。
自分とは合わない、看護師は女性組織なので、男性の多い職場よりも人間関係トラブルが多いといえます。

転職の際には、病院の人間関係までわからないと思うかもしれませんが、職場の雰囲気や人間関係。
そして、働いている先輩看護師などの人相をチェックしておくと良いでしょう。

その他の理由と言えば、スキルアップ、キャリアアップ、通勤事情、そして病院以外での看護の仕事に携わりたいという理由が挙げられます。
看護師さんの中にはダブルワークをされる方もいますし、地元に帰って就職したいからと地元で新たに看護師をされる方もいます。

全国を通して、看護師は非常に求人数が多い職業です。
どこで働こうが、何県に住もうが、求人には困らないからこそ、転職を軽く考えることができるのです。

看護師として転職する際の注意点

看護師として転職するのなら、転職求人サイトを利用する方法が一番確実だといえます。
かくいう私も、転職サイト利用者の一人です。

転職サイトはたくさんありますが、良い転職サイトでは担当者が自分に合いそうな求人を見つけてくれたり、病院の情報を明確に提示してくれたりします。
日程やスケジュールの調整などもすべて行ってくれて、自分は面接を頑張るだけ、とても簡単です。

転職活動をコンサルタントに任せたら、余った時間を使って違う転職先の情報収集をしたり、病院へ見学に行ったりと時間を有効活用できます。
転職サイトでは、自分の希望条件を伝えるだけで、気軽に転職ができるのでおすすめです。

働きながら転職活動をされる場合は、転職活動と仕事に追われないように、どちらも中途半端にならないように行いましょう。
看護師の仕事はただでさえハードなのに、転職活動をしている間に病院へ迷惑をかけてしまっては本末転倒です。

引継ぎの時間をしっかり設けて、転職の準備を確実に進めていく。
そして、立つ鳥跡を濁さないようにキレイな流れで転職をしましょう。