看護師の専門学校の入学を考えている人へ

看護師の専門学校の入学を考えている人へ

看護学校に入学するには

2023年に後期高齢者問題が顕在化すると言われています。
そんな中、現在全国で働いている看護師さんは150万人。
看護師は国家資格です。これからは看護する側より、看護される側が圧倒的に増えるため、安定した職として看護婦として就職したい人が増えています。
看護学校へ入学するには、看護専門学校、看護科を設置している大学、短期大学に入学しなければなりませんが看護学校の人気は年々高まっています。

専門学校の倍率

看護専門学校の倍率は、他の専門学校入試倍率が1~2倍に対し、2~4倍と高倍率になってきています。
最高倍率の4倍になると仮に、募集100人に対し応募者400人以上となります。
つまり成績上位者100位までが入学できる狭き門なのです。看護専門学校の狭き門を突破するためには「自分に合った学校」を選ぶことが大切です。
自分の長所を生かせる学校であれば、高校時代にした活動や経験で入学可能な専門学校もあります。
面接や小論文試験で合格者を多く採る専門学校も少なくありません。
学科試験は苦手だけど高校の成績に自信のある人は、AO入試などを採用している専門学校を選ぶとよいでしょう。

入試制度の種類を紹介

看護専門学校の入試制度は、学科試験だけではありません。
一般入試の他には推薦入試、AO入試、社会人入試などの方法があります。選考方法は学科、小論文、面接を組み合わせた方法で実施されます。
高校生は一般入試、推薦入試、AO入試のいずれかを選べます。自分に合った入試方法を選択しましょう。
その中でもAO入試は他の入試制度よりも試験時期が早めに設定されています。

早いケースでは6月頃からエントリーの受付を行い、8月1日より出願の受付を開始。その後、いくつかの試験を経て志願者の基礎学力や適性、能力を評価し、8~10月に合格という流れになります。またⅠ期、Ⅱ期……と何回かに分けて募集を行う学校も多くあります。

多くは夏休み前から実施されているので自分が入学したい看護専門学校のAO入試を細部まで調べておきましょう。

学校で十分な実績を修めてきた学生は、推薦入試がおすすめです。推薦入試は通っている高校の学校長から、専門学校へ直接推薦状がいきます。
自分が行きたい看護専門学校の推薦枠を学校側が保有していると、指定校推薦で受験が可能になります。
指定校推薦は内申点で構成されているため、内申点が高ければ、高いほど有利に受験に臨めますし、合格率も非常に高いです。
看護専門学校への入学を考えている学生は、先生に指定校推薦があるか一度聞いてみるとよいでしょう。