働く場所,病院以外,勤務先

多岐に渡る

c2207037a011e694663395652d71b653_s看護師の仕事は多様にわたります。
仕事内容についても勤務先によって違いがでますし、更には同じ勤務先でも、診療や病棟勤務、外来などの違いもあります。

たとえば、大学病院の場合は患者さんに医療や看護を提供するとともに、医療に勤めるものの育成の場所でもあります。
患者様は個人の病院では受けることができない最先端の医療を受けます。
医療に勤める者も、患者様から多くのことを学びます。

患者さんだけじゃなく、看護師も同じです。
大学病院と言えば看護学生の実習受け入れの場所でもあります。
指導や教育などの仕事を任されることもあるでしょう。

看護師に限らず、他の方と連携してチーム医療を行います。
他の職種の医療に勤める者の育成のお手伝いをしたりもします。

入院設備を持っている病院では

入院設備を持っている病院では、入院患者さんの緊急時に備えて、病院特有の「夜勤」があります。
大きな病院の場合は外来と病棟がはっきりとわかれています。

小さな病院の場合は、外来と病棟の勤務も1つにまとめられていることもあります。
入院と外来では仕事が全くことなります。
患者さんの身の回りのお世話をするのが入院設備のある病院のお仕事。

入院されている方へのケアは看護師としての知識や技術を直接的に発揮できる仕事内容が多いでしょう。
外来の場合は、大きな病院では訪れる患者様の数も、民間の病院とは比べられないほど多いですから、様々な場面で活躍できるでしょう。

クリニックや診療所など

入院設備のないクリニックや診療所では、夜勤がありません。
正式にいえば19床以上の入院施設があるところを病院と呼びますが、それ以外の診療所やクリニックではほとんど夜勤がないでしょう。

当たり前ですが、入院患者さんがいないと24時間体制の看護も必要ありません。
救急車の受け入れも行わないため、小さな子供さんがいる看護師が働きやすい場所だといえます。

規模が小さい病院では、看護師が受付業務や薬剤師の補助を行っていることもあります。
看護業務以外の仕事を手伝う場面もよくあります。

専門職といっても、しなければいけないことは多様です。
看護師は、いろんな医療のお仕事を多様な視点から理解することができる、良い職業でもあるといえます。